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ドゥカティ、「XDiavel/S」に後輪への動力不備と、走行中にエンジンが停止するおそれ

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■リコール対策届出日
平成28年12月21日

■リコール対策届出番号
外-2394

■リコール対策開始日
平成28年12月21日

■届出者の氏名又は名称
ドゥカティジャパン株式会社
(製作国:イタリア、製作者名:DUCATI MOTOR HOLDING SpA)
代表取締役社長 ティエリ・ムテルドゥ

■問い合わせ先
ドゥカティジャパンお客様相談窓口
0120-030-292

■不具合の部位(部品名)
(1) 動力伝達装置(最終減速プーリー)
(2) サイドスタンド

■不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1) 動力伝達装置において、ドライブプーリーを固定するナットの締付トルクの設定値が不適切なため、走行中、駆動ベルトから受ける力でナットが緩むことがある。
そのため、プーリーがガタつき、そのままの状態で使用を続けると、プーリーのスプライン部が摩耗し、最悪の場合、後輪へ動力を伝えられなくなるおそれがある。

(2) サイドスタンドを固定するスクリュの締付トルクの設定値が不適切なため、走行時の振動等によってスクリュが緩むことがある。
そのため、駐車中、サイドスタンドに過大な負荷がかかって破損して、車両が転倒するおそれがある。また、スクリュが脱落すると走行中にサイドスタンドスイッチの配線が引っ張られて損傷し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

■リコール措置の内容
(1) 全車両、ドライブプーリーの固定ナットを良品に交換するとともに、ロックワッシャーを対策品に交換して、ナットを新しく設定した締付けトルクで締め付ける。
なお、ドライブプーリーが損傷している場合は、ドライブプーリーも良品に交換する。

(2) 全車両、サイドスタンドを固定する下側のスクリュをネジロック剤を塗布した対策品に交換し、新しく設定した締付けトルクで締める。さらに上側のスクリュはネジロック剤を塗布したうえで適切に締め付ける。
なお、サイドスタンド及び配線が損傷している場合は、良品と交換する。

■不具合件数
(1) 0件
(2) 6件

■事故の有無
無し

■発見の動機
イタリア本社からの報告による。

■自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・使用者:ダイレクトメール等にて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関紙に掲載する。
・改善実施済車:フレームヘッド左側に 外-2394 のステッカーを貼付する。

■車名
ドゥカティ

■通称名
・XDiavel
・XDiavel S

■型式
・EBL-GA01

■改善対策対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び輸入期間・台数
・通称名:「XDiavel」
型式:EBL-GA01
車台番号:ZDMGA01JAGB002055 から ZDMGA01JAGB004142
輸入期間:平成28年3月24日 から 平成28年6月14日
対象台数:95台

・通称名:「XDiavel S」
型式:EBL-GA01
車台番号:ZDMGA01JAGB001886 から ZDMGA01JAGB004629
輸入期間:平成28年3月24日 から 平成28年7月5日
対象台数:133台

■合計
・輸入期間の全体の範囲:平成28年3月24日 から 平成28年7月5日
・計1型式2車種
・計228台

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【注意事項】
・リコール対策対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。

→全文を読む

情報提供元 [ 国土交通省 ]

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